本日のトラブル物件情報

ストーリー

こちらの物件のホストさんは、ご自身でメッセージ、掃除全てを行われています。
今回のトラブルは最後のゲストがチェックアウトし、5日後に発覚したそうです。

なぜなら、ゲストがチェックアウトした日、ホストさんは本業のお仕事の出張で1週間違う地域にいました。
最後のゲストがアウトしてからは、しばらくチェックイン予定がなかったので、出張から帰ってきてから掃除を行おうと思っていたそうです。

そして出張を終え自宅に戻り、物件へ清掃に行くと、TV台が物の見事に壊れた状態になっていました。
TV台以外の物は何も異常なく、そのままでした。

TV台だけ、ネジや引き出しが外されていたのです。
こちらのTV台は簡単に取り外せるものではなく、ドライバーでしっかりとネジを打ち込んで作ったものです。

ドライバーとネジさえあれば、元通りに戻す事ができますが、ネジも数本無くなっていたため再度ネジのサイズを調べ、ホームセンターへ買いに行かなくてはならない事に。
非常に面倒です。

もう5日が経過していますが、写真を撮影しゲストへ問い合わせてみる事に。
しかし、"知らない、わからない。もうとっくに日本を出ているわ。なぜ今私たちに聞くの？"との返信が。

これだけ、家具を違う形に変形させたのであれば、必ずゲストは覚えているはずです。
ですが、ゲストは"知らない"と。

民泊トラブル特有のミステリー状態ですが、たしかにホストさんが5日後に気づいたのは遅すぎで、ゲストに強く問い出せれないという弱点もあります。

Airbnbでもトラブルは見つけたら出来るだけすぐに、遅くても48時間以内にはゲストに聞くようアナウンスがあります。

結果、ホストさんは外れたネジを購入して修理するのではなく、逆に全てのネジを外し、引き出し部分を撤去し、上にTV本体のみを置いて現在も使っているそうです。

トラブル君の対策案

TV台が派手に壊れており、なぜこんな壊し方をしたのか非常に気になります。
確かに、今回トラブル発覚がゲストのチェックアウト後5日が経過しているのは遅いです。

たとえ、原因が最後のゲストだと強く断定できるような件であっても5日後はもう時効に近いです。
なので、全民泊ホストさんへ強くおすすめしたいのは、出来るだけ、アウト当日に異常が無いかだけのチェックだけでも内覧していただきたいです。

他に用事があり掃除は後日でも全く構いませんが、トラブルや異常は無いかだけのチェック内覧だけは数分で終わるので当日に行っていただきたく思います。

今回のケースのように5日経過まで越さなくても、3日経過した時点でも遅いと考えられます。

そして、最終的にホストさんが修理するのでは無く、壊れた部分を逆に取り除いて、シンプルなTV台だけの機能として使う判断は非常に良いと思います。

そもそも民泊のゲストがTV台の引き出しの機能は必要ありません。
民泊で設置する、家具の重要なポイントは、
・旅行者が求める機能か
・割れたり、ヒビ、壊れにくいもの
・写真映えするもの
です。

このような究極にシンプルなTV台をお勧めいたします。

キャスター付き テレビ台

複雑で高機能な物ほど、民泊物件では短寿命のような気がします。
「シンプルなデザインの物は部品が少ない→結果壊されづらい」に結びつくかと。

とある物件は、¥1,000のカラーボックスを横に倒してTV台として使っています。

編集部より：この記事は、民泊のトラブル君 様の2016/9/26の投稿を転載させていただきました。