民泊でよくあるトラブル3つとその対処方法〜民泊物件.com
2016/10/17 Airbnb大家の会
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こんにちは。株式会社スペースエージェントの宮里賢史です。
今回は訪日旅行客向けに民泊をやっている際に、よくあるトラブルについて代表的な3つの問題とその対応策についてまとめてみました。
1.ゴミ捨て曜日間違え問題
まず1つ目は、ゴミ捨て問題です。これは「定められていない曜日にゲストがゴミを捨ててしまい、隣人とトラブルになる」という問題です。
これは、ゲストの良心により発生する問題なので、難しいところです。
当然ですが、ゲストは、自分が泊まっている日が"ゴミを捨てていい日なのか”それとも”ゴミを捨ててはいけない日なのか"などは、
知りようがありません。「ゴミ、捨てておきましたよ」と置き手紙までして帰ってくれるゲストもいるくらいですのでホストとしては、一概に注意もしづらい問題です。
ゴミ捨て問題への対策
この問題についての対策ですが、物件によっては、ゴミをいつ捨ててもOKな物件もありますから、まずは物件選びの際に、出来るだけそうした物件を選ぶということが挙げられます。
また、すでに契約して、稼動している物件である場合には、"ゴミ捨て不要”の案内を部屋の目立つところに置いておくことが有効な対策です。
例えば”ゴミは捨てずに玄関前に置いておくように”、という大きめの案内をダイニングテーブルの上に置いておくなどするといいかと思います。
2.駐車場問題
続いては、駐車場問題です。ここは盲点になりやすいのですが、
特に地方都市で民泊投資をされる場合は、注意が必要です。
簡単に言うと、「ゲストが契約していない区画に車を停めてしまい、隣人トラブルになる」という問題です。
これは一回やってしまうとほぼ間違いなく、一発で管理会社に通知されます。
間違えて停められた隣人からすればそれが一番の解決手段ですし、いざ自宅に戻って駐車しようと思ったら知らない車が停めてあったならば当然の行動です。
通知された管理会社もこうした重要かつ緊急度の高い迷惑行為をされた場合は、
どうしても民泊の禁止を検討せざるをえなくなります。
駐車場問題への対策
対策として間違いないのは、駐車場契約をしないことです。
ですが、地方都市での民泊にとっては、駐車場の有無は問い合わせの数に直結し、それがそのまま売上につながります。
ですので理想は、物件の敷地外且つ近くの場所に、有料駐車場を契約することです。
例えば「マンション敷地内の駐車場は、利用できませんが、マンションの裏の有料パーキングをご利用いただけます」と言うことが出来れば、
車でアクセスもできる魅力的な物件となり、且つ駐車場区画を間違えて停めるリスクも大きく軽減できます。
3.騒音問題
最後は騒音問題です。
この問題は、民泊であろうとなかろうと共同住宅においては、発生してしまう問題ですが、
やはり近年ですと、それが民泊と判明した場合は問題として取り上げられ方が違ってきます。
すべての問題に言えることですが、しっかりと大家さんの許可をもらって運営している場合としていない場合で、
問題の飛び火の仕方が変わってきます。
仮に、警察沙汰になった場合も、注意する相手が居住者であれば話はシンプルですが、
もし居住者でないゲストがいた場合には、警察もどうしても管理会社へ連絡するしかなくなります。
騒音問題への対策
この問題についても、対策として有効なのはきちんとした案内図です。まずは案内図があるということが非常に重要で、
"この物件はきちんとした運営者が管理している民泊物件なんだ"とゲストに示すことができます。
特に、欧米の方は、Airbnbが普及していることから、個人間取引におけるマナーのようなものを理解しているケースが多いです。
トラブルそのものは、決してゼロに出来るものではありませんが、きちんとして対策をすることで減らすことは十分に可能です。
編集部より:この記事は、民泊物件.com 様の3月30日投稿を転載させていただきました。