茨城県鉾田市、旧大洋村別荘群の中にある空き家を、宿泊施設として復活させる為に見てきました。フェイスブックでつながっている方からお声かけいただきました。

高齢のお母様が以前は別荘として使っていたが、今は、ほとんど使っていない。ただ、人に貸してしまうと自分達が行きたくなった時に別荘として使うことができない。かといって、そのまま空き家として朽ち果てていくのも避けたい。そんな、需要から宿泊施設として使ってくれれば自分達もお客さんとして来ることができるということで、今回のお話しとなりました。

 

貸したくないけど、空き家にもしたくない。誰かが管理して運用していてくれれば、自分達も泊まることができる。そんなニッチな需要がそこにはありました。

海から徒歩5分の場所ですので、立地的には最高です。周りは今は空き家となったかつての別荘が乱立してますので、ちょっと寂しい感じがしますが、そこは周りを気にせずワイワイできる宿としてみればポジティブに捉えられる。

 

一棟貸切タイプの宿して運用できれば、やっていけそうです。何より、周辺に宿泊施設がない。あっても、あまりレベルが高くない。

やり方は民泊新法ですと、不在型になりますので管理業者が近くに必要になります。言わずもがな、近くに管理業者はいませんので必然的に旅館営業でいくことになります。

旅館営業として、6.15の改正を使って駆け付け要件を満たせるようにすれば、何とかなりそうです。何より、地方の保健所は東京と違って条例への上乗せをほとんどしていません。鉾田市の保健所もそうでした。

そもそも、宿泊需要がないから、宿がないという見方もありますが、そればかりはやってみないと分からない。

とりあえずは、家賃や周辺環境について交渉しつつ、弊所で運用できるようなら、リノベーションして一棟貸しの宿にします。

 

2階からの景色です。ロケーションは抜群です。近くには茨城県でも屈指のサーフスポットがあるみたいです。

 

徒歩5分のビーチ。プライベートビーチとして使えます。


「空き家を宿にして運用してほしい!」そんな需要がありましたら是非お問合せください。

 

編集部より:この記事は民泊実務集団Team NanatsuBa 様の2018/08/04の投稿を転載させていただきました。