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適切な家賃設定プロセスを知る<実践編>〜民泊物件.com

2016/10/21 Airbnb大家の会

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株式会社スペースエージェントの宮里です。

今日は民泊投資における適切な料金設定を知る<実践編>です。

前回は理論編ということでマクロ的な視点から色々な数字をみていきましたが、今回はよりミクロ的な視点から適切な料金設定についてまとめていきます。

 

1.検索窓から検索して、表示されるエリアか

そもそもですが、検索窓にエリア名をいれて、最初に表示される地図のなかにあなたのアカウントは入っていますか?

入っていないとNGということはありませんが、入っていると非常に有利です。

 

ここで「エリアって?駅名?地域名?」という疑問があると思います。それは一概には言えないのですが、ポイントは”訪日旅行客の方が知っていそうな名前”です。

とは言っても難しく考えすぎず、観光客として自分がゲストであればどういうワードを検索するだろう、と考えて検証してみてください。

この検索窓に入っていれば、強気の価格でも大丈夫ですし、少し入っていなければ、価格で競争力をつける工夫が必要かもしれません。

  

2.近くのアカウントは稼働しているか・その価格はいくらか

検討している物件の周りにはどのくらい競合がいますか?ライバルが多いと、少し弱気になるかもしれませんが、そもそも既にほかの人が実績を挙げているエリアであれば、そこには市場があるということになのでプラス材料です。Airbnbを開いて、ご自身が検討している物件の周りを調べてみてください。いかがでしょうか。

 

もし全くライバルがいなければ、そのエリアでの展開はそもそもやめましょう。市場が存在しないかもしれないところで、ヤマを張るのは非常に無謀です。

もしけっこうライバルがいれば稼働率がどのくらいか見てみましょう。しっかり自分の検討している物件の収容人数を合わせて、比較するのがポイントです。

 

3.上限と下限を大まかに決めて、家賃ゾーンを作る

さて、ここまでやると、想定家賃の大まかな上限と下限が見えてきたはずです。まずは、その上限と下限の真ん中より少し下くらいで出してみましょう。

なぜまず少し低めで出すのかの理由についてはリスティングの価格戦略を立てるをご覧ください。

  

適切な料金設定の考え方をお伝えいたしましたが、運営しながら常時チェックして変えていきましょう。価格は売上と利益にダイレクトに影響するので、一度出して終わりではなく、細かい設定が大切です。

 

編集部より:この記事は、民泊物件.com  様の4月5日投稿を転載させていただきました。

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