インド発ユニコーン企業「OYO」とヤフーが合弁会社設立。家具家電付き、敷金・礼金・仲介手数料0の賃貸サービス「OYO LIFE」3月開始へ 〜MINPAKU.Biz
2019/02/26 Airbnb大家の会
最新の記事
-
トピックス
トラベルポート、IBMらと共同でホテル予約手数料を「ブロックチェーン」上で管理~Airstair
トラベルコマースプラットフォームのトラベルポート(Travelport)は、IBM、ビジネストラベル専門旅行会社のBCD Travelと連携し、ブロックチェーンを活用したホテル予約手数料の管理プラット... 2019/11/27 Airbnb大家の会 -
トピックス
Expedia傘下のHomeAway、予約前にホテル客室を確認できる360度バーチャルツアーの運用をバリでローンチ~Airstair
オンライン旅行サイト大手のExpedia GroupのバケーションレンタルサイトHomeAway(ホームアウェイ)は、宿泊予約を行う前にホテル客室内を360度確認できるバーチャルツアーの運用をバリでス... 2019/10/26 Airbnb大家の会 -
トピックス
ホテル予約サイト Amoma.com が破産申し立て ホテル宿泊予約が強制キャンセルなどの被害も~Airstair
スペインのニュースメディアPreferenteによると、スイスに拠点を置くホテル予約サイト「Amoma.com」は、9月13日に事業を停止し破産申し立てを行ったことがわかった。Amomaは、2013年に創業... 2019/10/25 Airbnb大家の会 -
トピックス
ホテルチェーン世界第2位のOYO Hotels & Homes、米国進出から3か月で100以上のホテルを展開~Airstair
ホテルチェーン世界世界2位の OYO Hotels & Homes(オヨ・ホテルズ&ホームズ)は、2019年6月のアメリカ進出からわずか3か月で同社が展開するホテル施設数がアメリカ国内だけで100を... 2019/10/24 Airbnb大家の会 -
トピックス
横浜市、統合型リゾート(IR)誘致を正式発表 「マリーナベイ・サンズ」のラスベガス・サンズも参入意欲~Airstair
横浜市は統合型リゾート(Integrated Resort以下IR)誘致に向けた構想を正式に発表し、今後2020年代後半の開業に向け、国の基本方針を受けた実施方針の策定やIR事業者決定といった本格的な検... 2019/10/23 Airbnb大家の会 -
トピックス
東横イン、10%消費増税後も販売価格への転嫁せず 「固定価格」のプライスポリシー貫く方針~Airstair
消費税が10%に引き上げられる2019年10月1日が迫る中、ビジネスホテルチェーン大手の東横インは、消費増税後も増税分を宿泊価格に上乗せする目的での料金改定は実施しない方針であることを明... 2019/10/22 Airbnb大家の会
インド最大級のホテルチェーンを運営するインド発のユニコーン企業「OYO(オヨ)」とヤフー株式会社(以下、ヤフー)が合弁会社「OYO TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPAN株式会社」を設立し、3月上旬より賃貸サービス「OYO LIFE(オヨ ライフ)」を開始する。合弁会社のCEOは、handy Japan株式会社(現hi Japan株式会社)前CEOの勝瀬博則氏。
OYO LIFE ロゴ
「OYO LIFE」は、賃貸物件のすべての部屋を家具家電付き、敷金・礼金・仲介手数料0円で提供することで、インターネットで宿泊予約をするように物件を借りることがサービスだ。スマートフォンだけで物件探しから入居、退去まで済ますことができ、数日間、試しに住むことができるのを特徴としており、「旅するように暮らす」をコンセプトに新たな暮らし方を提案する。部屋タイプはシェアハウスタイプ、マンションタイプ、戸建タイプがあり、賃料はそれぞれ4万から6万円、10万から15万円、25万から45万円。契約は1か月単位で、賃料には公共料金・Wi-Fiなどの通信費や定期的なハウスキーピングなどの基本的なアメニティの費用も含む。初期費用として入居前の清掃費のみ必要だ。 サービス提供エリアは東京都23区で順次拡大を予定している。
一方、不動産オーナーに対しては、家賃を保証しながら、定期的なメンテナンスと資産管理を行うサービスを提供する。OYOがもつブランドとサービスインフラを不動産オーナーに提供し、物件価値の向上に貢献するほか、ヤフーのマーケティング力、集客力によりビジネスのブランド化を促進する。
OYO LIFE サービス
OYOは、ITを活用した不動産経営で世界8ヶ国500以上の都市にブランドを展開するグローバル企業だ。現在、13,000以上の物件運営を手掛け、インド350都市に10万部屋以上、中国171都市に8.7万部屋以上、マレーシア、ネパール、イギリスなどに事業を展開し、取扱部屋数は約450,000部屋、毎月全世界で64,000を超える部屋を獲得するなど、急成長している。日本では、すでに2018年11月に物件を50件獲得しており、2019年3月末までに、東京都内の渋谷区、目黒区、新宿区、中央区、文京区、千代田区を中心に1,000件を超える物件の獲得を予定する。
OYO創業者CEOのリテシュ・アガルワル氏は、これまでに同社が培ったホテル事業のノウハウに基づき、日本の不動産賃貸市場において、価値の高いサービスを提供できると「OYO LIFE」への意気込みを示す。また、ヤフーCEOの川邊健太郎氏も、ITやAIにより、これまで「賃貸」が抱えてきた課題を解決することに期待を寄せる。
日本でシェアリングエコノミーが拡大するなか、賃貸の際に必要となる煩雑な物件情報の収集や手続き、契約期間の縛りや敷金・礼金などをなくすことで、ライフスタイルに合った暮らし方を自由に選択できる新たな価値を提案する「OYO LIFE」の今後の展開に注目だ。
【ウェブサイト】OYO LIFE
編集部より:この記事は MINPAKU.Biz 様の2019/02/20の投稿を転載させていただきました。