Expediaの決済方法を考える丨現地決済は手数料は安いがノーショー(不泊まり)リスク大 〜旅館やホテルのネット販売のお悩みやお困りごとをサクッと解決!
2018/11/07 Airbnb大家の会
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結局のトコロ 現地でクレジットカード決済されたら、手数料が高くなります
近年Expediaからの予約流通がかなり増えているココ湯布院ですが、Expedia含む海外OTAの存在感って最近スゴイですよね?
実はこのExpedia。
決済方法によって、手数料が若干変わるのをご存知だったでしょうか?
こうやってみると、数ある宿泊予約サイトの中でも若干高めですよね。
しかもエリアや種別によっても微妙に違いがあります。
そこでボクはExpediaの決済手段として、15%と若干手数料が高めですが「事前決済のみ」が良いと思う訳です。
現地決済はほとんど保証も無く、リスキーな予約
では「事前決済のみ」「事前・現地決済混合(MIX)」「現地決済のみ」で、どのように違うか?
表で見比べてみましょう。
■事前決済のみ…実は新規の契約では、もう事前決済のみは対応しておりません。ですが、前から契約している施設さまはそのまま事前決済のみで販売するのが得策でしょう。(事前・現地決済混合や現地決済のみに変更は可能です)
■事前・現地決済混合…新規契約施設の案内は、現在コチラになります。事前決済分の経理操作は良いのですが、現地決済はpdfファイルから手数料を支払ったり振り込んだりする事になりますので、少し面倒です。
■現地決済のみ…Booking.comなみにリスクが高い販売方法だと思います。しかも現地でクレジットカードを使われたら、現地決済手数料12%+クレジットカード手数料3〜5%=合計15%〜18%ぐらいになり、結局は高くつきます。
Booking.comのノーショー対策が可能なサイトコントローラー・Beds24で対応可能か?
まぁ宿側が悩ましいのはノーショー(不泊まり)ですね。
特に民泊施設は正直なトコロ、事前決済じゃないと運営出来ないでしょう。
なおサイトコントローラーのBeds24を使えば、クレジットカード情報を自動保存出来、Stripe(ストライプ)と言う決済手段を用いてノーショー対策出来る訳ですが…。
Stripeの手数料が3.6%なので、結局
現地決済12%+3.6%=15.6%になります。
ただし、銀聯とダイナースはBeds24&Stripeでの受け入れがまだ不可なので、全てのクレジットカードには未対応です。
銀聯・ダイナースがBeds24に対応さえすれば、エクスペディアの現地決済も攻略できるのですが…現時点では無理そうです。
さいごに
結論として「事前決済15%」の方が結局は安くつくので、”事前決済のみ”が宿泊代金の取り漏れも無く、その後の精算作業も管理画面からカンタンに出来、ノーショーリスクも無いので コレがBESTでありBETTERでしょう。
もし現在、Expediaで現地決済もしくは混合でご販売の施設さまは「事前決済のみ」に変更出来ないか?
言うだけはタダですので、Expedia担当者さんに契約内容を変更出来ないか?一度尋ねられる事をオススメします。
もしも無理だと言われたら…あとは大人の交渉と対応をしてみてはいかがでしょうか?(笑)
編集部より:この記事は 旅館やホテルのネット販売のお悩みやお困りごとをサクッと解決! 様の2018/10/28の投稿を転載させていただきました。