特区民泊と民泊新法にまつわる誤解〜民泊(Airbnb)× 大阪空室繁盛物語
2017/04/07 Airbnb大家の会
最新の記事
-
トピックス
トラベルポート、IBMらと共同でホテル予約手数料を「ブロックチェーン」上で管理~Airstair
トラベルコマースプラットフォームのトラベルポート(Travelport)は、IBM、ビジネストラベル専門旅行会社のBCD Travelと連携し、ブロックチェーンを活用したホテル予約手数料の管理プラット... 2019/11/27 Airbnb大家の会 -
トピックス
Expedia傘下のHomeAway、予約前にホテル客室を確認できる360度バーチャルツアーの運用をバリでローンチ~Airstair
オンライン旅行サイト大手のExpedia GroupのバケーションレンタルサイトHomeAway(ホームアウェイ)は、宿泊予約を行う前にホテル客室内を360度確認できるバーチャルツアーの運用をバリでス... 2019/10/26 Airbnb大家の会 -
トピックス
ホテル予約サイト Amoma.com が破産申し立て ホテル宿泊予約が強制キャンセルなどの被害も~Airstair
スペインのニュースメディアPreferenteによると、スイスに拠点を置くホテル予約サイト「Amoma.com」は、9月13日に事業を停止し破産申し立てを行ったことがわかった。Amomaは、2013年に創業... 2019/10/25 Airbnb大家の会 -
トピックス
ホテルチェーン世界第2位のOYO Hotels & Homes、米国進出から3か月で100以上のホテルを展開~Airstair
ホテルチェーン世界世界2位の OYO Hotels & Homes(オヨ・ホテルズ&ホームズ)は、2019年6月のアメリカ進出からわずか3か月で同社が展開するホテル施設数がアメリカ国内だけで100を... 2019/10/24 Airbnb大家の会 -
トピックス
横浜市、統合型リゾート(IR)誘致を正式発表 「マリーナベイ・サンズ」のラスベガス・サンズも参入意欲~Airstair
横浜市は統合型リゾート(Integrated Resort以下IR)誘致に向けた構想を正式に発表し、今後2020年代後半の開業に向け、国の基本方針を受けた実施方針の策定やIR事業者決定といった本格的な検... 2019/10/23 Airbnb大家の会 -
トピックス
東横イン、10%消費増税後も販売価格への転嫁せず 「固定価格」のプライスポリシー貫く方針~Airstair
消費税が10%に引き上げられる2019年10月1日が迫る中、ビジネスホテルチェーン大手の東横インは、消費増税後も増税分を宿泊価格に上乗せする目的での料金改定は実施しない方針であることを明... 2019/10/22 Airbnb大家の会
こんにちは!
今までブログを公開していたPaul君に成り代わり、私、Freddyが今後プログをお伝えしていきます、乞うご期待Σヽ(`д´;)ノ
さて、民泊新法の内容が明らかになって久しいですが、それに伴い、市場では様々な動きが出てきました。
AirBnBが180日規制のシステム導入を発表し、180日という足かせに頭を悩ませる中、マンスリーと民泊の2毛作を提案する企業も出てきましたね。
ここで、ちょっと大阪だけの話になりますが。。。(あ、東京の大田区もですねっ)
最近よくある質問で、特区民泊を申請しても180日以内だと儲からないのでは?と聞かれます。
「そうだよね~」と思ったそこのあなた!
ちょっと待った!!
「民泊」という言葉で惑わされやすいのですが、民泊新法と特区民泊で規制や目的は大きく異なります。
先に旅館業法、民泊新法、特区民泊の違いをご説明します。まず下の表をご覧ください。
180日以下というのは民泊新法の要項であり、特区民泊要項ではありません。
民泊新法:泊数の制限は無いが、営業日を180日と定める
特区民泊:営業日の制限は無いが、泊数は2泊3日以上とする。(大阪)
(おまけ)旅館業法:上記の営業日、泊数の制限はなし
オペレーションをするにあたり、上記の違いがあります。
また、今後大阪で民泊ビジネスを続けるにあたり、旅館業法での認可あるいは特区民泊の認定を受けない限りはすべて民泊新法の範疇あるいは不法民泊ということになります。
ということは。。。180日規制か、あるいは摘発ですね。。。(泣)
上記の通り、民泊新法での営業は提出のみで完全合法化というメリットはあるものの、180日という営業上限があることで投資回収期間が長くなり、利益が出にくいというデメリットがあります。
そしてグレーゾーン(不法)での営業も、不法民泊の罰則も3万円から100万円引き上げられたり、沖縄では不法民泊捜査に500万円の予算が計上されたりと、今後は不法民泊への捜査が今まで以上に厳しくなるという声もあがっております。
そのようなことを鑑みると、旅館業法あるいは特区民泊の認定は民泊ビジネスにとっていかに重要かということですね。
いかがでしたでしょうか。
大阪で民泊ビジネスを今後も続けていくご予定であれば、特区民泊の申請、是非前向きに検討してくださいね。
以上、Freddyでした。また次回!!
編集部より:この記事は、民泊(Airbnb)× 大阪空室繁盛物語 様の2017/3/31の投稿を転載させていただきました。