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意味あった?観光庁の宿泊施設の空室情報サイト〜民泊専門メディア Airstair

2017/04/17 Airbnb大家の会

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観光庁が2月末までの期間限定で公開している「宿泊施設空室情報検索サイト(HVSS:Hotel Vacancy Search System)」であるが、集客がほとんどできないまま実験期間が終了となりそうだ。

宿泊施設空室情報検索サイト(HVSS)とは、観光庁が2月末までの期間限定で開設した空室情報サイト。自社サイトや宿泊予約サイト等による情報発信手段を持たずに空室を抱える宿泊施設の利用促進のため、観光庁が昨年11月より専用サイトによる実証実験をスタートしたもの。

HVSSでは、札幌市、台東区、大阪市、福岡市などの主要都市を対象に、直近3日間の空室状況が掲載されている。なお、あくまでも空室状況の情報提供にとどまり宿泊施設の予約機能はついていない。宿泊施設に予約を行いたい場合は利用者が個別に宿泊施設に問い合わせて予約を行う必要がある。

また掲載されいる宿泊施設は、旅館業法の許可を取得したホテル・旅館に限られているものとみられ、AirbnbやTripadvisorなどの民泊サイトに掲載されている物件は、掲載されていない。

Similarwebによると本記事執筆時点では本サイトではリスティング広告などの広告掲載を行っておらず、英語、中国語、韓国語など4言語対応をしているが日本国内のみからのアクセスにとどまる。またGoogleで上位表示させるSEO対策といったWebマーケティングも行われておらず、ほとんど誰にも見られないまま実証期間は終了となりそうだ。

 

◯対象地域
北海道札幌市
東京都台東区
愛知県名古屋市(今後掲載予定)
大阪府大阪市
福岡県福岡市

◯掲載情報
上記各地域の宿泊施設名、所在地(地図)、付帯設備、直近3日分の空室状況等。

◯対応言語
日本語、英語、中国語(簡体、繁体)、韓国語

◯開設期間
平成29年2月末まで(予定)

《関連サイト》
宿泊施設空室情報検索サイトの開設について

 

編集部より:この記事は、民泊専門メディア Airstair 様の2017/1/9の投稿を転載させていただきました。

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