宿泊客以外に、宿の運営で大切にして欲しい事がある 〜旅館やホテルのネット販売のお悩みやお困りごとをサクッと解決!
2018/10/27 Airbnb大家の会
最新の記事
-
トピックス
トラベルポート、IBMらと共同でホテル予約手数料を「ブロックチェーン」上で管理~Airstair
トラベルコマースプラットフォームのトラベルポート(Travelport)は、IBM、ビジネストラベル専門旅行会社のBCD Travelと連携し、ブロックチェーンを活用したホテル予約手数料の管理プラット... 2019/11/27 Airbnb大家の会 -
トピックス
Expedia傘下のHomeAway、予約前にホテル客室を確認できる360度バーチャルツアーの運用をバリでローンチ~Airstair
オンライン旅行サイト大手のExpedia GroupのバケーションレンタルサイトHomeAway(ホームアウェイ)は、宿泊予約を行う前にホテル客室内を360度確認できるバーチャルツアーの運用をバリでス... 2019/10/26 Airbnb大家の会 -
トピックス
ホテル予約サイト Amoma.com が破産申し立て ホテル宿泊予約が強制キャンセルなどの被害も~Airstair
スペインのニュースメディアPreferenteによると、スイスに拠点を置くホテル予約サイト「Amoma.com」は、9月13日に事業を停止し破産申し立てを行ったことがわかった。Amomaは、2013年に創業... 2019/10/25 Airbnb大家の会 -
トピックス
ホテルチェーン世界第2位のOYO Hotels & Homes、米国進出から3か月で100以上のホテルを展開~Airstair
ホテルチェーン世界世界2位の OYO Hotels & Homes(オヨ・ホテルズ&ホームズ)は、2019年6月のアメリカ進出からわずか3か月で同社が展開するホテル施設数がアメリカ国内だけで100を... 2019/10/24 Airbnb大家の会 -
トピックス
横浜市、統合型リゾート(IR)誘致を正式発表 「マリーナベイ・サンズ」のラスベガス・サンズも参入意欲~Airstair
横浜市は統合型リゾート(Integrated Resort以下IR)誘致に向けた構想を正式に発表し、今後2020年代後半の開業に向け、国の基本方針を受けた実施方針の策定やIR事業者決定といった本格的な検... 2019/10/23 Airbnb大家の会 -
トピックス
東横イン、10%消費増税後も販売価格への転嫁せず 「固定価格」のプライスポリシー貫く方針~Airstair
消費税が10%に引き上げられる2019年10月1日が迫る中、ビジネスホテルチェーン大手の東横インは、消費増税後も増税分を宿泊価格に上乗せする目的での料金改定は実施しない方針であることを明... 2019/10/22 Airbnb大家の会
アナタは宿で誰に”幸せな時間”を過ごして欲しいと思いますか?
ボクはホテル・旅館の集客のサポートをして、8年になります。
そんなボクもクライアントさんは、最初1軒だけ…。
しかも独立前に旅館に勤めながら、その1軒(2室)のペンションをこっそりWEBだけお手伝いした事がキッカケで、独立・起業したんですよね。
そう、ボクも元々は旅館あがりなのです。
かと言って、当時自身が勤めていた旅館の売り上げが下がったか?…と言うとそうでもなく、旅館でWEB販売を兼任していた当時、昨対比800%も売上増加していました。
でもWEB担当していた時の最大のお悩みなのですが、売り上げを上げても給料は変わらず、休みだけが減る毎日。。
コレっておかしいよな〜って思い、ボクはその後、独立・起業した訳なのです。
ボクのようにそんな悩みを抱えている人も、宿では結構いるのでは無いでしょうか?
現場スタッフに関して
宿でもっとも大事な事、それは何か?
当たり前の事を書きますが、お客様から頂いた評価や今も普通に宿の運営が出来ているって言うのは、現場のスタッフさんがいてくれるからこそだと思うのです。
どこもきっと少ない人数でお客様に対応・おもてなしされているだろうスタッフさんに、今後もっとスポットが当たるような環境になれば嬉しいですね。
なので、経営者や経営陣が月の売り上げや数字・宿のクチコミだけで、現場の対応スタッフの事を語ったり判断するのはどうなのかなって思います。
そこはしっかり見てあげないと。(中にはうまくサボっちゃう人もいますが…涙)
あと収入面も大事。
そうじゃないとただでさえ人手不足の昨今、この宿泊業界に入ろうって言う方は益々いなくなってしまうんじゃないのかな?
難しいかもですが 決まったお休みと、具体的にお給料が上がる目安を示していけると良いのかも知れませんね。
納入業者に関して
実際に宿の運営には、たくさんの方に支援や協力が必要になります。
スタッフももちろん、宿に関わる納入業者さんもそうです。
「宿に来られるお客様に快適な時間を過ごして欲しい」
誰しもそう思う事でしょう。
例えばお掃除に来られる業者さんも、お掃除している姿は端から見れば宿のスタッフ同然ですからね。
宿で雇用した方以外の方でも、外部の取引業者さんの様に 長きに渡り宿に行き来をしているような方は、それなりに恩義を感じて行動をとる事もきっとあるでしょう。
何が言いたいのかと言うと、他社で1円でも安い単価の業者があっても、そうカンタンに入れ替えるなかれと思う訳です。
他社業者をチラつかせて、見積もりを1円でも安く出させるような事をする人が中にはいますが、それって本当に良い事?
お客様も大事・スタッフも大事ですが、取引業者が悲しむような事をさせて良いのか?と。
(まぁ変にボッタクっている業者も中にはいますけどね。。)
お客様を見るか?売り上げを見るか?それとも…
じゃあ具体的にどうして行くのが理想なのでしょうか。
ボクの個人的な考えですが、宿泊客・宿・コンサル・OTA・納入業者・従業員の、6方良しの宿作りを目指して行けたら良いなぁって思うんです。
(それって当たり前やんって思う方もいる事でしょうが)
しっかり稼いでしっかり納税した方が、この国は良くなると思いませんか?
それに宿には数字だけでは読み取れない、お客様とスタッフとの関わり合いの部分…。
そしてそれ以外、影で支えている納入業者がきっと沢山いて、そこにきっと無駄なんて無いと思う。
…うまく言えませんが、数字しか見ない。
数字でしか合理的に判断しない・出来ないような宿の経営陣の方がいらしたら、悲しい想いを産んでしまうのじゃないかなと感じ、今日のBlogを書かせて頂きました。
湯布院の旅館・牧場の家さん(https://ryosoumakibanoie.com/)のように ファミリーに特化して、家族旅行をお考えの方に。
家族での大切な時間が過ごせる宿として、長年支持されるようになると良いでしょうね。
そしてどこの業者さんに対しても どちらが上とかでは無く、ボクは50:50の関係で有りたいって感じます。
※コレはあくまでボクの個人的な意見です。ボクはこの宿泊業界に勤めて良かった〜っと思える人が少しでも増える事を強く願っています。
編集部より:この記事は Airbnb大家の会 様の2018/10/23の投稿を転載させていただきました。