こんにちわAirbnb(エアビーアンドビー)の奇想天外ブログ、『エアログ』です。
たまにはゲストとの交流ではなく、現在エアログが運営してる物件、通称「エアログハウス」の最近の運営の話をしようと思います。

というのも最近ミートアップなどで会う人会う人「問い合わせが来ない」、「物件の稼働率が落ちた」と言った声をよく聞くからです。

昨日ゲストアドバイザーとしてbnbstationさんで行われた雑談会に参加したのですが、上記のような悩みを抱えてる人が多数いらっしゃいました。
まあ前回も似たような記事を書いたのですが、今回は「まとめ」ということで。

閑散期からAirbnb始めたけど稼働率はどうなの？

エアログハウスをオープンさせたのは１月中旬。
んもうバッリバリの閑散期真っ只中ですよ。
＊１〜２月が東京は１年で最も閑散期

その中でも他の強豪と差別化するために色々と試行錯誤しました。
先に結果を書くと３部屋総合で、この閑散期でも稼働率８５%強です。

東京のAirbnb市場の多くは、

１K or１R

とりあえずニトリ・IKEAの家具 or ちょっと頑張っておしゃれな家具

Airbnb代行会社に運営を委託してゲストとは対面しない

僕はこれを「劣化版ホテルの量産」と呼んでるのですが、まあこれだけ物件数が増えてるのですから、稼働率が落ちていく＝どんどん平均単価が下がっていく＝赤字っていうのは至極当然の流れだと感じます。
もちろん効率的ですごく良い運営の仕方だとは思いますけどね！

今回のエアログハウスに関しては

２階建て一軒家(３LDK)

エアログが一緒に居住する

ここが大きな差別ポイントとなります。
Airbnbは本来「普通のホテルでは味わえないローカルな体験・交流」を求めて泊まりに来るゲストが多いです。
僕らはそういったゲストをターゲットにリスティング作りを始めました。

楽しさを前面に押し出す写真。

プロフィール欄も「るってぃ&ケンタロック」の好きなことや趣味を書きだし充実させます。
スターウォーズ、ダンス、ヒップホップ、コーヒー、ウクレレ、Airbnbについてのブログやってるだとか。

その結果この短期間で２７組のゲストが来たんですが、「僕もスターウォーズ好きだから！」とか、「ヒップホップが好きだから」など、趣味がマッチングしたゲストから予約が入ることが多々あります！
「Airbnbのブログの話を詳しく聞きたい」とジャーナリストの方からも予約が入りました。
そのジャーナリストが書いてくれたエアログハウスでの感想はこちら

ちなみに３部屋リスティングあるのでトップの写真を使い分けて、どの部屋が最もPV(ページビュー数)があるのか、実験しました。

和室部屋、一番単価高め。とりあえずトップ写真はお布団の写真(資金に余裕がなかったのでみんなの味方ニトリさん)！

カップルにオススメダブルベッド部屋。こちらも資金に余裕がなかったためほんとこれだけ(今若干変わってます)。

んで最後にちっさ部屋。なんと３.７畳の部屋にニトリの布団２つぶちこんだだけという格安部屋。
そんな内容じゃとてもじゃないけど勝負できないだろうと思い、トップ写真はAirbnbの写真を持った僕らの写真。

死ぬほど目立つためか、他の２部屋に対して PV数が３倍も高いという検証結果に！

このちっさ部屋の稼働率は９５%ほどいってました。

問い合わせのメールも大体こんな感じ。

「２人ともとてもEasygoing(エアログが最も好きな言葉)でフレンドリーに見えるからリスティングに興味をもった！」

「日本文化が好きで、本当にたくさんの人と日本で会いたいからここに泊まることに決めたよ！」

正直Airbnb部屋のインテリアや家具には全く自信がない

このエアログハウスはめちゃくちゃ綺麗なAirbnb物件ではありません。正直運用の話が来て内覧した時、あちこち汚かったし、オープン準備していたときは資金も時間もなかったので、家具も安価なものでとりあえず揃えたし、DIYもまだとりかかれてません(協力者大募集 )。
ゲスト３組が混在する上にホストも居住するわ、そのせいで生活感漂うわ、全然今のAirbnb市場にある物件とは違うわけです。

自分たちが一番楽しむくらいの交流・おもてなしでカバー

しかしそれをカバーするのは交流・おもてなしです。
同じ屋根の下で生活を共にするので、会話や交流はごく自然と発生します。
基本僕らはリビングに滞在してるので、観光から帰ってきたゲストがワイワイ集まり出しパーティーが始まるわけです。

そのおかげでAirbnbのレビューは今の所高評価がほとんど。
部屋の質の低さをおもてなしでカバーしてます。始めからAirbnbでの交流を目的としたゲストが多いので相性もかなり良いです！

今後Airbnbで稼働率を上げるために必要な差別化は？

僕が思う今後必要な大きな差別化としは、

収容人数５人以上の大型の物件

何かに特化したリスティング作り(ユニークなテーマ・インテリア・立地・おもてなしなど)

それに付随した個性的なトップページ写真

Airbnbゲストを楽しませる、満足させる交流・おもてなし

すっごいでっかい剣とか作れるお家

すいません最後のは完全個人的意見です。
「伝説のドラゴンを討伐できる刀作り体験」とかついた物件あればチュニジアとかであろうと予約するのに。

結論：Airbnbホームシステイ型は楽しい上に予約も入る

「Airbnbホストが同居するホームステイ型は儲からない」みたいな事を最初めちゃくちゃ言われたんですけど、そんなことはないことを証明したので(てゆうか何より楽しいので)、Airbnbで躊躇してる方には是非オススメしたいです。

まあ他とは違う問題点やトラブルもありますが、そこも僕たちがうまくアドバイスすることができればと思います。
ホスト自身がAirbnbを楽しむことが一番結果に繋がるのかなと思います。

もしエアログに質問などございましたらお問い合わせからお気軽にどうぞ！
炭水化物を奢ってくれればエアログが直接コンサルします。

編集部より：この記事は、エアログairlog様の投稿を転載させていただきました。