こんにちは。 民泊物件.com運営局です。

前回から始まりましたミンブツコラム 「民泊1分間稼働率診療所ー顔出しNGの赤裸々ノウハウ暴露ー」シリーズ、第3回目をお届け致します。

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ご自身のリスティングの検索順位が向上しない原因を「1分」で知る「民泊1分間稼働率診療所」

教えてくださるのは、Master Kさん(顔出し・実名NG)です。運営コンサルで入る都内の物件では、1物件で月100万超えの売上を叩き出し(運営局確認済)、「ゲストの立場」から考案するおもてなしサービスを実行すると1物件で月150万円の売上を出すこともあるそうです。 

民泊で50万円騙されました・・・

突然ですが、あなたは誰ですか？

簡単すぎる質問で面を食らったかもしれませんが、実はこの質問に答えることは、易しいことではありません。通常、「あなたは誰ですか」と問われれば、自分の名前を答えるだけでコトが足ります。では、名前とあなたが同一人物であることをどのように証明されますか？

そんな質問して意味があるのか!?とお叱りの方もいらっしゃるかもしれませんが、これはとてもとても大事なことです。たとえば、あなたが海外に行って、事件やトラブルに巻き込まれたりした際には、必ず「あなたは誰で すか」という質問で始まり、「証明できるもの」を求められます。そして私たちは、日本のパスポートの有り難みをしみじみと感じるわけです。

これを民泊の運営に置き換えて考えてみましょう。民泊を運営していれば、トラブルは避けられません。コップが割れた、電球が切れた、あれがないこれがない、このようなレベルならば正直とてもかわいいです。厄介なのは、刑事事件に発展する場合です。仮に、刑事事件に発展したときに「ゲストが偽物」だったら、責任の所在を一切追えなくなってしまいます。

同様に、ゲストやAirbnbから見たときに、「ホストが偽物」であると、彼らも彼らでトラブルが発生した際に、責任の所在を一切追えません。そうなってしまうとみんな疑心暗鬼になりながら、民泊を活用するようになってしまうわけです。

実際、私が携わった物件でこんなことがありました。ゲストさまから「素晴らしい経験になった」というメッセージが来ていたにもかかわらず、レビュー に「パソコンを盗まれた!!」と書かれていたのです。ゲストいわく、パソコンを部屋に忘れたのに、パソコンが部屋にない、スタッフに盗まれた!というのです。しかし、退出後の清掃でもパソコンはありませんでしたし、指定された箇所を撮影しながら探したのですが、パソコンはでてきませんでした。しかしながら、この時もお互いの「個人認証」がきちんとされていたので、連絡がとれ、きちんと対応することができました。

1分間稼働率診療所　第3回の処方箋

個人認証の認証項目を増やす。

実は、個人認証の項目数を増やすと検索順位が向上することも、Airbnbが公表している事実なのです。

「ゲストとの間の信頼を高めるためにも、アカウントの認証は済ませておく 方が得策です。認証済み項目は多ければ多いほどベターです。最低でも電話番号とメールアドレスぐらいは必ず済ませておきましょう。」

では、どのような認証項目があるのでしょうか？これも、もちろん公表されております。

・オンラインID: Airbnbのプロフィールを外部のサイト(Google、 Facebook、LinkedIn)と連携したり、アメリカンエクスプレスで認証したり、レビューを獲得したりする認証のこと。

・メールアドレス: メールの通知やメッセージが間違いなく届くことを確認しておきましょう。

・電話番号: 予約が確定するまで、認証済み電話番号は先方のゲストやホストにも秘密です。

・オフラインID: ID認証の手続き中は、政府発行の身分証明書をご提示いただくか、自分だけが答えられるいくつかの秘密の質問にお答えくださ い。

・レビュー: 宿泊完了後は「レビュー」のタブを開いてレビューを交換。 Airbnbコミュニティ内で信頼を高める効果は絶大です。

さらに、都市伝説レベルで聞いて頂いていいのですが、「Airbnbに直接電話をかける」というのも有効と感じています。トラブルが発生した際に限らず、 プラットフォームの使用方法など、些細なことでも「一度」は直接確認をとることをオススメ致します。当然ですが、本社スタッフのアドバイスは一番参考になります。加えて、電話をかけることで、間違いなく「電話番号とリスティング」が紐付けされます。つまり、信頼度が増します。何より、ホス トご自身が安心感を得られますので、ぜひご活用してみてください。

また、レビュー対策はどうすれば良いのかという声が聞こえてきそうですが、こちらも次回以降で触れていきますので、ご期待ください。

まとめ

もし、稼働率が低いと思った

1.プロフィールを完成させる(本文では触れていませんが、個人認証をやる前にやっておくべき当然のこ とです。)

2.終わっていない個人認証を済ませる

3.Airbnbに直接電話をかけてみる

教えてくれたのは・・・

Master Kさん

都の西北にある大学を卒業後、同大学院へ進学。途中、母親の母国である台湾へ留学。大学院を卒業後、生きた商売を一から勉強するために、焼き芋屋を創業、路上販売の経験をもつ。友人の勧めで民泊をはじめ、語学力と路上販売で身につけたコミュニケーション力を活かし、携わっている物件のなかには月商100万を超えるものもある。口癖は「私、たまに失敗するので」。 

編集部より：この記事は、民泊物件.com  様の10月31日投稿を転載させていただきました。