民泊トラブルの実例とホストが取るべき対策とは?〜民泊専門メディア Airstair
2016/11/19 Airbnb大家の会
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個人宅の空き部屋に旅行者を民泊が広がりを見せている。民泊ホストとして部屋を貸し出したいと考える人にとって気になるのは民泊をめぐるトラブルではないだろうか?
Airbnbなどの民泊サービスは、トラブルが起きないように部屋の貸し手であるホストと宿泊する側のゲストが双方に評価しあう仕組みを備えている。そのため、大前提としてトラブルの発生頻度は非常に少ないが、まったく発生しないわけではない。
そこで今回は、民泊ホストとして部屋を貸し出すと起こるトラブルとその対処方法をご紹介していく。
土足で部屋に上がるトラブル
日本では部屋に入る前に靴を脱ぐのは当たり前ではあるが、世界に目を向けると、部屋に入る前に靴を脱ぐ習慣を持つ国は少ない。日本にあるAirbnbの部屋の大半は、土足厳禁としているところが多く、ゲストが土足のまま部屋に上がってしまうトラブルは意外と起こる。
雨の日に土足のままゲストが部屋に入った場合、床全体を清掃しなければならず非常に大変だ。チェックイン前に土足厳禁であることを必ずゲストに伝える必要がある。
対処方法
土足厳禁であることをハウスルールに記載して伝えるのは必須だ。しかし、ハウスルールをあまりしっかり見ていないゲストもいる場合がある。そんなゲストに有効なのがスリッパを玄関前に置く対処方法なのだ。スリッパが置いてあれば、靴を脱がなければならないということを直感的に伝えることができるのでおすすめ。
近隣のインターホンを押すトラブル
民泊の施設は、集合住宅の一室にある場合もありホテルに比べると場所が非常にわかりにくい。宿泊予約済みのゲストに住所だけ伝えて終わりというホストも多いが、近隣のインターホンを押して道を尋ねることもあり、ホストの知らないところで近隣に迷惑をかけている可能性があることに注意しなければならない。
対処方法
住所をゲストに伝えるだけという運用をしている人は多いが、非常に不親切だ。ゲストが近隣のインターホンを押して道を尋ねたりしないよう、空港から物件までの行き方だけではなく、最寄駅から物件までの行き方を図でわかりやすくした「アクセスガイド」の準備が欠かせない。
アクセスガイドの作成は大変ではあり、作成の時間を取れない人も多いのではないだろうか?そのような人におすすめなのが、これらの作業を代行する「初回セットアッププラン」だ。副業でやっていてあまり時間がない方などにおすすめのサービスになっている。
パーティーを開いて近隣に迷惑をかける
収容人数の多い広い部屋で発生する可能性が高いのが、パーティーなどによる騒音だ。旅先の日本でお酒飲んで仲間達と盛り上がってしまうのは仕方がないとも言えるだろう。しかし、近隣住民に騒音などの迷惑をかける行為は絶対にしてはならない。
いくら特区民泊などを活用して合法的に民泊を運営してるとしても、近隣住民に絶対に迷惑をかけない運用が求められる。
対処方法
このような騒音を問題を解決してくれる民泊ホスト導入必須のデバイスが存在する。それが民泊センサー「ポイント」だ。
「ポイント」はスウェーデン生まれの民泊スマートデバイス。部屋の騒音・温度・湿度を24時間監視し、WEBやアプリで把握することで、未然のトラブル防止とゲストのプライバシー保護が両立できるデバイスとなっている。
アラートを受け取った段階で、宿泊しているゲストに室内で異常音を感知した旨を知らせることで騒音による近隣トラブルを未然に防ぐことができる。
チェックアウト時間を過ぎても居座る
ゲストにチェックアウト時間を伝えていても、寝坊等で時間を過ぎてもチェックアウトしない場合がある。チェックアウトの同日に次のゲストのチェックインを控えている場合は清掃時間がなくなるため問題だ。
民泊の清掃代行サービス会社に清掃を委託している場合、清掃に入れずにキャンセル扱いになってしまう場合もある。
対処方法
事前にゲストには必ずチェックイン時間とチェックアウト時間を伝え、長期滞在の場合はチェックイン前日にリマインドをするなどゲストにチェックアウト時間を正しく認知させよう。
また部屋には、チェックアウト時間とチェックアウト方法をなどをまとめた「ウェルカムガイド」を設置し、ゲストがいつでも見れる状態しておくのもおすすめ。
Wi-Fiの紛失、故障
ホストとゲストがお互いにレビューをしあう評価制度により盗難といったトラブルはほとんど起きない。しかしまれに発生しうるのが紛失や故障といったトラブルだ。
無料のインターネット環境があまりない日本では、外国人旅行者にとってWi-Fiは非常に重要だ。レビューを落とさないためにも適切な対応が求められる。
対処方法
もしもの緊急事態に備えて用意しておきたいのが、民泊ホストにとって必要なサポートが揃う「民泊Wi-Fi」だ。「安心サポートパック」に加入しておくと、Wi-Fiルーターが故障した際に代替ルーターの発送サービスを受けることができる。
「民泊Wi-Fi」は、民泊を運営する際のWiFi環境の問題点を解決する、民泊運営には欠かせないアイテムと言える。