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【2016年版】資金調達を行った民泊スタートアップまとめ〜民泊専門メディア Airstair

2016/11/11 Airbnb大家の会

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2008年8月にAirbnbが創業してから2016年でちょうど8年。「民泊」は、日本国内でも2015年から急速に増加。2016年は多くのプレイヤーが民泊事業への参入を発表した年となった。2020年の東京オリンピックに向けて民泊市場はますます拡大するものとみられる。

そうした中で今回は、2014年以降でプレスリリースやメディアで発表された民泊関連の資金調達スタートアップをまとめてみた。

調達額は、合計25億円規模へ

2016年に入り続々と民泊スタートアップの資金調達が目立つ。その額は2014年から2016年までの2年間で合計25億円規模になることがわかった。法制度の準備が着々と進む中で民泊スタートアップは今後さらに勢いを増すものと見られる。

 

スペース仲介サイトの「スペースマーケット」

spacemarket

スペースマーケット株式会社は、球場からお寺までユニークなスペースを簡単にネットで1時間単位から貸し借りできるマーケットプレイス「スペースマーケット」を運営する、シェアリングエコノミーのスタートアップ。

同社は、2016年7月から宿泊を含めた民泊事業をスタート。専用ホームページから民泊物件・宿泊施設の貸し借りが可能になっている。

2016年8月にオプトベンチャーズ、リクルートストラテジックパートナーズ、みずほキャピタル、SBIインベストメントが運営する投資ファンド、オリックスの計5社を引受先とする第三者割当増資を実施し総額4億円を調達したことを発表した。

資金調達により、スペースマーケットは主力事業の更なる拡張のための投資に加え、優秀な人材の採用を強化。中・長期的な事業・経営基盤を強化し、シェアリングエコノミー市場を牽引するべく成長を加速させていくという。

 

福岡を中心に展開する運営代行サービス「airBest」

airbest

福岡を中心としたAirbnbの代行業務を手がけるairBest(株)は、8月22日にベンチャーキャピタル及び大手旅行代理店を引受先とする総額2,000万円の第三者割当増資を行ったことを発表した。今回の増資については、「運転資金、システム投資資金、同業他社買収資金等としての利用を行うため」としている。

 

民泊のトータルサポートを行う「ジェイピーモバイル」

jpmob

ジェイピーモバイルは「インバウンド・ビッグデータの収集・分析」を事業の軸とし、MVNOである強みを活かした訪日旅行客向けプリペイドSIMカードの販売や、民泊事業者向けデータ提供、「民泊Wi-Fi」の提供を行っている。

同社は、2016年4月に民泊データ分析で世界的に有名なAirdna LLC(カリフォルニア州サンタモニカ)と日本国内におけるデータ提供サービスにおいて独占契約を締結。

同年7月にはアプリやWEB上で「騒音・温度・湿度」を24時間把握できるスマートデバイス「ポイント」を開発・販売するMinut AB(スウェーデン・マルメ)と日本における同商品の独占販売契約を締結した。

2016年8月には、運営物件の競合物件分析、収益管理、適切な客室単価設定、騒音IoTセンサーを活用した部屋の状況把握などを一元的に管理できる「民泊ダッシュボード」をスタートしている。

2016年5月にBEENOS株式会社及び事業会社、個人投資家を引受先とする総額1億5,000万円の資金調達を実施。資金調達で経営基盤の強化を図るとともに、開発・マーケティングの強化と人材拡充の加速を行っていくという。

 

「MisterSuite」を運営するSQUEEZE

mistersuite

SQUEEZEは、民泊・ホテル・旅館事業者向けクラウドソーシングサービス「Mister Suite」を2014年11月にスタート。1ヶ月前の10月にはインキュベイトファンドから約1億円を調達している。

2015年5月には、同社はジャフコ SV4 共有投資事業有限責任組合、インキュベイトファンド 3 号投資事業有限責任組合、その他事業会社および個人投資家を引受先とする総額約 4.2 億円の資金調達を実施した。

この資金調達により、更なる経営基盤の強化を図ると共に、システム開発強化、マーケティング展開、積極的な人材採用を展開していくという。

 

合法民泊を推進する百戦錬磨

stayjapan

2016年4月、株式会社百戦錬磨は、AID Partners Capital Holdings Limited、株式会社海外需要開拓支援機構(クールジャパ ン機構)、京王電鉄株式会社等か ら、総額約 14 億円の資金調達を実施したことを発表した。

百戦錬磨は、この資金調達を通じてさらなる経営基盤の強化を図るとともに、グループ会社を通じて運営する民泊仲介サービス、STAY JAPANとまりーなの海外向けマーケティングや運営サイトの多言語対応等、訪日外国人旅行者を中心としたサービス利用者の拡大に向けた事業拡充を行っていくという。

なお百戦錬磨は、2014年にシードラウンドにおいて、WiL, LLC.から約2億円の資金調達を実施している。

 

民泊運営代行サービスの「faminect」

faminect

Airbnb(民泊)完全運営代行サービス「ファミネクト」を運営をする株式会社ファミリアリンクは1月29日に、日本ベンチャーキャピタル株式会社を引受先とする第三者割当増資および新株予約権付き融資を組み合わせた総額4,500万円の資金調達を実施した。

 

編集部より:この記事は、民泊専門メディア Airstair  様の2016/9/2の投稿を転載させていただきました。

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