「民泊Wi-Fi」を4ヶ月利用してみた感想、評判レビュー〜民泊専門メディア Airstair
2017/04/08 Airbnb大家の会
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今、ホストの間で注目が集まっている「民泊Wi-FI」。今回は、この「民泊WI-Fi」を4ヶ月間利用して感じた実際の感想とレビューをまとめてみた。民泊ホストの方でWi-Fiルーター選びに困っていらっしゃる方は参考にしてみてはいかがだろうか?
今回は実際に民泊を運営しているホストに、「民泊Wi-Fi」を使い始めて4ヶ月後にインタビューを実施。もともとは格安SIMをSIMフリーのWi-Fiルーターに入れて利用していたホストで、思ったよりコストが上がってしまったことから「民泊Wi-Fi」へ移行を試みたとのこと。
すでに別のWi-Fi-ルーターを使っている人も移行を含めてぜひ参考にしていただきたい。
「民泊Wi-Fi」とは
「民泊Wi-Fi」とは、民泊ホスト向けに作られた民泊ホスト専用Wi-Fiのこと。一般的なWi-Fiルーターでよくある速度制限がなく、さらに2年縛りといった契約期間の制約もなく、初期費用もかからないことから最近、民泊ホストの注目が集まっている。
「民泊Wi-Fi」にして良かったことは?
民泊Wi-Fiにしてみてよかったこととは何なのか?格安SIMを利用していたホストに聞いてみた結果、速度制限に伴うトラブルがゼロになり、Wi-Fiルーターの設定が変更されることがなくなったところが良かったという。
速度制限に伴うトラブルがゼロに
「民泊Wi-Fi」は一般的なルーターにある直近3日間のデータ利用制限がない。速度制限にかかってしまうゲストもいなくなりWi-Fiルーターに関連するトラブルは一切なくなったという。通信速度も非常に早く、Youtubeなどの動画視聴サービスもストレスなくスムーズに再生される。(東京都23区内での実体験)
また、今まで速度制限を解除するために有料オプションを追加するなどし月額料金が想定以上にかさんでしまっていたが、それもなくなり月額3,480円で収まるようになったそうだ。
ルーターの設定変更トラブルがゼロに
家電量販店などで購入できる一般的なポータブルWi-Fiルーターは個人向けに作られていることから、端末側で設定を変更することができるのが一般的だ。個人用として利用する場合は便利であるが、訪日外国人がよくわからないままボタンを長押しした結果、端末の設定が勝手に変更されてしまうというトラブルが意外と多く発生したという。
民泊Wi-Fiは写真の通り、ポータブルWi-Fiでよくある設定変更の画面やボタンは一切なく、あるのは電源ボタンのみ。これにより、ゲストが間違ってルーターの設定を変更してインターネットに接続できなくなるなどのトラブルがなくなったのは良かったとのこと。
他社製Wi-Fiルーターでの問題
「民泊Wi-Fi」を利用する以前は、格安SIMを利用し民泊ゲスト向けに提供していたという。月額約2,000円程度のプランに入っていたため、非常に安く民泊ルーターの運用ができると感じていたようだ。
ご存知のように、一般的なWI-Fiルーターには直近3日間のデータ利用制限が設けられており、データ利用量を超過すると厳しい速度制限がかかる。
こちらのホストはゲストに対してYoutubeなどのオンライン動画サービスを利用しないようハウスルールに記載することで、速度制限にならないよう注意するはずだったという。
しかし実際は、多くのゲストがハウスルールに反して大容量のデータ通信を行い、速度制限がかかってしまうことに。速度制限にかかると、一般的なWebサイトですら開くのに30秒〜1分ほどかかるほど遅くなる。
それにより、ゲストからWi-Fiルーターの通信速度に関して度々クレームが入ったという。MVNO事業者の中には、通信容量の上限を超えても有料でチャージできるオプションがあるが、この有料課金を行うことで、なんとか苦情対応を行ったという。
有料課金したことでクレームは抑えられたが、Wi-Fiルーターの月額コストが当初想定よりも上がってしまったという。想像以上にコストが膨らんでしまったことを機に「民泊Wi-Fi」への移行を検討したそうだ。
ボリュームチャージ
300円(税別)/100MB
容量追加オプション
300円(税別)/100MB
追加通信量チャージ
200円(税別)/100MB
600円(税別)/500MB
1,100円(税別)/1,000MB
追加クーポン
200円/100MB
「民泊Wi-Fi」にして不安だったこととは?
「民泊Wi-Fi」を契約する際には、契約までに時間がかかるのではと思っていたという。しかし実際にWebから申し込みをしてみると、契約者情報とクレジットカード情報を入れるだけで簡単に契約が完了。申し込みからたった2日で商品が手元に届き、驚いたそうだ。
また、端末のサイズがどれくらいなのかもわからず少し不安に思うこともあったが、「手のひら」サイズで重さも軽い。端末自体もボタンが1つしかなく、無駄な機能がすべて取り除かれている。連続待受時間はなんと約65日と驚異的だ。
他社のWi-Fiルーターの場合、ゲストが間違って違うボタンを押してトラブルになることもあり、そういった類の問い合わせも「民泊Wi-Fi」にしてからゼロになったのも良かったという。
そのほか特に不安に感じることはなく、「とても満足した」という回答を得られた。
もし、「民泊Wi-Fi」を契約すべきかお悩みの方は2年縛りなども特になくいつでも解約可能なので、とりあえず使ってみてはいかがだろうか?
編集部より:この記事は、民泊専門メディア Airstair 様の2017/1/4の投稿を転載させていただきました。