うるるとスクーズが業務提携 民泊の清掃代行にクラウドの波〜民泊専門メディア Airstair
2016/10/19 Airbnb大家の会
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日経によると、クラウドソーシングサービスのうるるは民泊運用代行サービスのスクイーズと業務提携することがわかった。
うるるは、仕事を発注したい人(クライアント)と仕事を受注したい人(ワーカー)をマッチングするクラウドソーシングサービス「シュフティ」等を運営。
仕事を発注したい企業、個人(クライアント)と仕事をしたい人(ワーカー)をつなぎ、女性の力が最大限活用される環境を提供すべくサービスを展開しており、様々なスキルを持つワーカーが多く登録されている。
スクイーズは、オーナーに代わり民泊の物件運用代行を手掛ける企業。2015年には法人向け運用管理ソフトウェア「Voyage」をスタートするなど民泊をトータルにサポートする事業を手掛けている。
うるるは、民泊運用代行のスクーズと提携することで、今後全国で増える民泊の清掃ニーズに応えるサービス展開を行なっていくものとみられる。
なぜ今、クラウドソーシングなのか
仕事を発注したい人と仕事を受注したい人をマッチングするクラウドソーシングがAirbnbなどの民泊清掃の代行先として注目が集まっている。現状、民泊の清掃を手掛ける会社には、うるるのようなクラウドソーシングサイトと自社で清掃スタッフを抱える民泊清掃会社の2種類がある。
なぜスクイーズが民泊清掃の提携先としてクラウドソーシングサービスを選んだのか。それは、民泊清掃のニーズが今後、東京や大阪などの大都市だけではなく地方でも増加するからと予想できる。
東京や大阪などの大都市であれば自社で清掃スタッフを抱える民泊清掃会社でも対応できるが、清掃先が地方となると自社でスタッフを抱えるのは困難だ。
一方で、クラウドソーシングであれば、民泊ホストと民泊の物件周辺に登録しているワーカーとをマッチングさせるだけで清掃ができる。
今後地方で広がると予想される民泊清掃ニーズに対応できるよう、スクイーズはクラウドソーシングサービスと業務提携したと見られる。
家事代行サービスも続々民泊参入へ
2016年秋には大阪市で特区民泊がスタート。2017年には通常国会へ民泊新法が提出される見通しであるなど今後さらに全国で高まる予想される民泊清掃ニーズ。
従来、家事代行・家政婦サービスを主力としていたクラウドソーシングサービスも民泊清掃事業をスタートさせるなど民泊事業への参入を目指す企業やサービスが続々と増えてきている。
編集部より:この記事は、民泊専門メディア Airstair 様の2016/8/29の投稿を転載させていただきました。