売上UPの道標②〜Airbnb以外の活用〜〜民泊物件.com
2017/02/26 Airbnb大家の会
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こんにちは。民泊物件.com運営局です。
さて、前回から「売上UPの道標」として、中期的に稼働率を上げていくための方法をお伝えしております。
第1回 民泊部屋の「時間貸し」術はこちら
今回は第2回目として、Airbnb以外に活用を考えたいプラットフォームのご紹介をいたします。
第2回:Airbnb以外の民泊プラットフォームを活用する
日本で民泊を運営する際は、まずはみなさんAirbnbに部屋を公開することでしょう。ご存知の通り世界一、また特に日本においては圧倒的な利用シェア1位のプラットフォームです。売上のほとんどをAirbnbに依存している現状かと思います。運営代行業者の中でも基本サービスとしてはAirbnbだけで運営をしている業者も多くございます。
しかし世界全体で見ると、民泊の全宿泊予約のうちAirbnb経由の予約はたった25%程度とも言われております。これだけ新しく注目を浴びている領域ですので、世界中で新たな競合プラットフォームが生まれ大きくなっております。買収による拡大も最近は増えてきていますね。
宿泊単価の下落が顕著でAirbnbだけで儲けるのが厳しいという人も出てきている中、日本においても他プラットフォームの活用は大きな課題、またチャンスになってくるのではないでしょうか。今回は最近注目のプラットフォームを3つご紹介いたします。
3つのプラットフォーム
1.Agoda(アゴダ)
言わずと知れたアジア最大のオンライン宿泊予約サイトです。利用者の80%以上がアジア圏の旅行客というサイトです。
大きな集客ポイントとして、ホテルと比べた時の民泊の安さを強くアピールすることができます。Agodaは基本的にホテル宿泊予約サイトですので、当然民泊よりも単価が高いホテルの部屋が並んでおります。ホテル分の予算を考えていた旅行客に、民泊の強みである価格の差を打ち出してアプローチができる集客ツールです。
サイト運営側も日本における民泊部屋の掲載に力を入れており、これから主要なチャネルになっていく可能性があります。
日本語でのサイト操作も可能ですので、まだ掲載をしていない方はまず取り組まれてみることをオススメします。
Agodaへの物件登録フォーム(日本語)はこちら
2.途家(Tujia/トゥージァ)
中国の三大民泊プラットフォーム(途家、自在客、住百家)のうち、2017年2月に日本進出を公式に果たしたサイトです。
全世界での途家のアプリダウンロード数は1.2億を超え、中国でも最大の民泊プラットフォームとも言われております。
大きな特徴として、ホスト手数料が3%、ゲスト手数料がなしという業界最低水準で集客をできる点が挙げられます。ゲスト手数料が内分、同じ部屋でもゲストにより安く提供して稼働率を上げることができます。
日本上陸にあたりこれからどんなマーケティングやホストへのサポートを展開するかは公式発表を待つばかりですが、今後日本においても中国人集客の主要チャネルと育っていく可能性がございます。
言語の壁は大きいですが、中国人は口コミで動きます。ひとたび良いレビューが回り始めると、途家からの中国人集客だけでもある程度の収益を得ることができる可能性を秘めています。
「途家」はこちらから。Google翻訳あり!
3.TripBiz(トリップビズ)
日本初の日本人ビジネス出張者に特化した民泊プラットフォームです。日本の法人・出張客のみをターゲットとした「日本人を集客」できる貴重なサイトが登場してきました。
大きな特徴として外国人トラブルによる苦情や撤退リスクを抑えることができます。TripBizは日本の法人利用・出張客利用に限定して集客でき、予約時には所属会社名なども確認できる仕組みとなっております。
また、出張や企業研修での宿泊場所の確保は定期的に行われるため、しっかりと運営をすれば安定した稼働に大きく貢献する可能性がございます。
サービスは3月初旬にリリース予定、現在はこちらから事前会員登録を受付中です。
新しいサイトではございますが、ターゲットやコンセプトがとてもはっきりしており今後の展開に期待ができます。
まとめ
中長期の売上UPへの手段ということで、これから日本での拡大に期待できそうなサイトや、日本発の注目のサイトをご紹介いたしました。
掲載したからといってすぐに予約が入るか、Airbnb経由の売上を超えられるかはもちろん分かりません。
ただ人気地域では競合が増え続け、単価が落ちていることは事実です。
ゆでガエルになる前に、できることから早めに早めに手を打って、長期的な民泊運営の成功を目指して参りましょう。
編集部より:この記事は、MINPAKU.Biz 様の2017/2/20の投稿を転載させていただきました。