くらしコーポレーション

RECOVERY PROJECT

不動産再生事業のポテンシャル

IS THERE ANY POTENTIAL ?

日本社会の構造的な問題

少子高齢化・人口減少・雇用年金問題

急激な高齢化で人口が減少しているにも変わらず、 新築のビルやマンションが増えております。また年金支給年齢の繰り下げ、高齢者の雇用問題も深刻な問題です。

空き家・空きビルの増加

地方を中心に空き家や空きビルが、着実に増加の一途をたどっております。

宿泊施設不足

海外からの観光客が増加し、宿泊出来る部屋が不足しております。

投資家の運用環境と
長期化する世界的低金利

不動産バブルの弊害

築30年超えのビルが残っており、急激に空き物件が増えております。

余剰資金

市場に流出しているマネタリーバランスは増えているが投資、融資先が不足しております。

投資物件の不足

不動産投資が過熱し、従来のアパートやマンションは価格が高騰し利回りが低下しております。

問題解決のボトルネック

金融機関の問題

もともと中古不動産融資は、新築に比べ『物件評価』『融資年数』『金利』の面で不利な状況にあり、中古不動産の流通は金融機関融資の面で厳しい側面がありました。その上、かぼちゃの馬車問題や金融庁からの投資用不動産融資への引き締めの通達など中古不動産の流通は停滞の様相を強めております。銀行は中古不動産を耐用年数で判断するため、 担保価値をベースとした融資がメインとなります。 対象不動産を再生する事で潤沢なキャッシュフローが見込めるとしても、それを担保に融資する銀行は極めて少ないのが実情です。ノンバンク系やフリーローンであれば少額に限り融資が可能ですが金利が高い傾向にあります。

空き家・空きビルが流動化していない

空き家、空きビルの老朽化が深刻化しております。古い物件のオーナーは借入が既に完済しているケースが多く、賃貸に出さなくても特段困っていない場合が多いです。むしろ、空いているほうが手入れや管理修繕などの面倒が無く、楽だと感じているため、再生にかかる手間を面倒だと思う傾向にあるのです。

投資家の抱える不安

空き家再生に興味はあるがリスクはとりたくないという投資家さんが多いです。不動産としての担保価値が少ない為、 融資年数や出口での売却という面で、レバレッジをかけられない事から、そもそも投資対象にしていないというのが現状です。また金融機関からの 資金調達ができない場合は投資しない。ホテルとしての運用や管理の手間も敬遠される理由です。

長期不在・取り壊し予定の空き家とは

空き家総数:8,195,000戸

空き家の発生による問題

防災・防犯性の低下

倒壊、崩壊、屋根・外壁の落下、火災発生のおそれ、犯罪の誘発

衛生の悪化・悪臭

ごみの不法投棄、悪臭の発生 蚊、蝿などの発生、ねずみ、野良猫の発生、集中

その他の弊害

風景、景観の悪化、樹枝の越境、雑草の繁茂、落ち葉の飛散 等